
この時点ではATOKを入れていませんでした。
理由はAndroidのように標準のキーボードと入れ替えることができないことと
価格が1200円もします。
しかし、調べてみるとATOKは上下の行へ移動できるキーが
あることが分かり即決ダウンロード。
えっ”そこかよ!と思うかもしれませんが
長文を編集する私にとっては必須の機能です。
さらに使ってみると
標準キーボードと入れ替えできない欠点が逆に長所になる
場面も出て来て満足!
Bluetoothキーボードでも快適に入力できました。
(この記事はBlutoothキーボード+ATOKで書いてます)
さらに便利な機能満載なので詳細は続きに記載します。
ここでは特に便利だな~と思った機能を抜き出して紹介します。
■メールフォーム画面で行間移動
iPhone標準のキーボードで編集したい文字の位置に移動するには
画面に表示されている範囲内の文字へ移動するのは簡単だが
画面から下または上にある文字への移動が難しい。
次の画面はメールフォームに雛形のテキストが表示されていて
この一部を編集して送信する作業中のものです。

ATOKでは2つの方法で上下の移動ができるのだが
まず、ATOKが開いた時点でノートアプリのように
指だけで上下に全画面を自由に移動できる。
そのため、行間移動のキーを使わなくても良いことがわかった!
これは
標準のキーボードに置き換えできない欠点が逆に長所になっている。
次の画面のように雛形のテキスト文がそのままATOKに引き渡しされている。

◆テンキーでの行間移動
テンキーを利用中の場合は次の画面のように「→」キーを
フリックすることにより上下左右自由にカーソルを移動できる。

◆英語キーでの行間移動
英語キーを利用中の場合は「Ctrl」キーにタッチすると、
次の画面のように「↑↓←→」上下左右の
矢印キーが表示されるので移動したい方向の矢印キーに
タッチすることでカーソルを移動できる。

この機能を持ったキーボードはiPhone脱獄後に利用できる
アプリの一部にあるのだが、iOS4.3以上では利用できなかった!
■入力した直後の文字の一発削除
文字を間違えて入力してしまった場合に「×」キーで
1文字づつ削除しなくても、入力直後の文字列を
フリックするだけで削除できる。
次の画面のように左上のキーを下にフリックすると実行できます。

確定された文字も直後であればOKです。
例えば「たなか」と入力して「田中」と変換確定した場合でも
「田中」の文字列が削除されます。
間違えて「田中」を削除してしまった場合は上にフリックで
「田中」の文字が復活。ひとつ前の状態に戻すこともできます。
■カーソルから右または左全文を削除する。
「×」キーにタッチするとカーソルの左の1文字が削除されますが
上にフリックすると、その行全ての左にある文字列が削除されます。
下にフリックするとカーソルより右にある文字を削除できます。

■定型文の入力
設定で先に作っておいた定型文を入力できます。
次の画面のキーにタッチすると

次のような定型文一覧が表示されます。

定型文を作るまたは編集するには「設定」→「ATOK」→「定型文編集」です。
■単語の登録・記号コードの一覧表示
定型文を入力するキーを上にフリックすると新規に登録したい
単語を登録することができます。
ATOKの画面に入力した文字を登録するときは右にフリックします。
下へフリックすると記号の一覧が表示されますが、
この画面で「Code」にタッチすると
「半角」「記号/英/数字」「ひらがな/かたかな」「特殊文字」「外字」
などが表示されます。
■Blutoothキーボードを使う
Bluetoothキーボードを使う場合はテンキーでは入力できないので
英語キーに切替ます。
エレコムのTK-FB017で利用してみましたが、記号キーの一部が
印刷された記号とはちがったものが入力されますが
日本語は問題なく快適に入力・変換できました。
■Evernoteに保存
センターにある共有キーからTwitterにも投稿できますが
Evernoteへ保存する場合もあっという間に同期完了です。
メモをメールで送信する場合も共有画面から簡単!
メールの場合は1行目が件名に自動的に入力されるので
これも意識して入力すると便利な機能です。
■総評
元々長文編集のために行間移動できるというだけで
ATOK Padをインストールしたのですが
予想以上に使えるのでとても満足です。
欠点としてはATOKが利用できるATOK対応アプリを使って
文字入力画面にタッチしてからATOKが起動するまでに
わずかなタイムラグがある点です。
ただ、上記の便利機能が使えるということで我慢できます。